ぬぁんと!C型にD型Fバンパーを付けるの巻き

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実際にカットする前に何となくイメージ作りをします♪どうでも良さそうで結構これって大事ですわ

イメージが悶々と湧き上がったところでボディー側を小さめにカットし移植する小さな方は大きめにカット。あとは微調整を繰り返しながらヘッドランプ・グリル・フードの3つラインが綺麗に揃うよう気を遣いながらフィッティングしていきます。

(上の拡大図)色々な角度からチェックを繰り返します

A当然両方サイド加工します。離れては「見て」、近づいては「見て」を繰り返します。

おもむろにプラスティック専用溶接機を用意しいざ溶接です。

表面の溶接完了、この後綺麗に仕上げるのは言うまでもありません

表だけで無く、裏面もしっかと溶接をしっかりします。特に端々をしっかり溶接する事が難しく大変ですが此処をエエ加減な仕事をしてしまうと後々大変になるのは当然で、またお客様にお渡しした後の耐久性に必ず問題が出てしまいます。

溶接完了後パテ付け前に今一度最終チェックをします、この時点で納得いかなかったらまだ基礎のやり直しは可能ですがパテを入れてからのやり直しは事実上難有りです

パテ付け、パテ研ぎ完了後サフェーサーを塗布し、その後微かな歪み取りの為に仕上げパテを施し仕上げパテの研ぎ作業の後、最後に「もっ一発」サフェーサー処理し下地の出来上がり!!

バンパー全体を足付け研磨し綺麗綺麗にペイントし完了!

晴れて完成♪なんとD型用のくせにC型以前の面構えジャストフィット!!

この作業依頼はなんと!静岡県のユーザー様からでした。
こう言っては怒られますが、最初は単なる問い合わせ程度にしか考えていなかったのです。。。が、度重なる電話でのやり取りで激烈な熱意に心動かされ請け負うこととなりました。
まずは、まともに使えそうなD型用の中古バンパー(リップ付き)と、捨ててもいいようなB型用ゴミバンパーを探すことから始め移植加工を施し宅急便で静岡へ・・・そして無事完成(汗)その後もリアバンパーとアンダースポイラーも此方で中古を探しまたまた宅急便で・・・(汗×2)
依頼主には大そう喜んで頂けたのが何よりでした。

*で?いったい幾ら掛るの??と考える方も多いかも知れませんが本音で言うとかなりの時間も掛り「暇がないっ!」のが本音です。依頼主に掛ける負担(時間とコスト)も大きく相当な覚悟の持ち主でない限り安易にはお勧めは出来ません、、、当然現車合わせで移植用バンパーのドナー探しも必要ですし大変ですわ(^^;)
どうしても「やりたいんじゃぁ〜〜〜」っと、この石よりも重い心を動かせる熱いハートを持っている方ならやらんとも限らん作業です。。。(完)


下の画像はお客様より頂いた写真をスキャンしたものです