| ・・・駐車リフトに挟まれ痛々しい姿に。画像では判りにくいですがコストに見合わないので鈑金修理は不可のレベルです。尚このレベルのルーフ破損でも運悪くリアガラスは割れ、左右クォーターパネルに歪が生じています。 、、、と言う事で最悪クォーターパネルの交換作業も入ることも有ります。 (弊社では車の将来?と コストを考え、何でもかんでも換えずに鈑金の方が分が有ると考えれば極力鈑金をお勧めしてますがします) 下の画像では既に粗出し作業は終り、真鍮溶接とスポット溶接を剥し始めているところですが。ルーフ交換作業にあたり、貼り付けガラス4枚は全て剥さなくてはなりません、またこの画像の後の作業で、全てのドアやシート、、、その他パーツも外して作業に移ります。 |
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![]() ↑コレがメーカーから送られてきたルーフパネル本体です。 |
![]() ↑軽く仮合わせの図 |
![]() ↑これまた貴重な画像?ペロっと剥がされた図↓ |
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![]() ↑結構もぬけの殻状態、、、↓(この後、コンソールとインパネは厳重に包み込みます) |
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↓コイツは自動車メーカーが使っているのと同じ交流式のスポット溶接機(新衝突安全基準ボディー対応)です
今まで直流式では不安が残っていたスポット溶接ですが、コイツは板の厚みが10ミリでも確実に溶かます。 (因みに全国に2000台も出回っていません) ![]() |
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↓パテ(粗付け)の入っている部分の接合には、真鍮でロウ付けをしてあります
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溶接完了!!
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↓各部分をシーリングし、下地塗装の前の画像です
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↓つないだ部分はご覧の通り
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↓後ろもご覧の通り
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↓下塗り乾燥後2000番〜ぐらいのバフレックス(サンドペーパーのような物)で足付け
(上塗り準備の捨て吹きした所の画像です) ![]() |
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↓上塗り(仕上げ)完了。出来立てホヤホヤです
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↓上と同じ(別角度から) |
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イタリア製・短波式乾燥機(キュアマスター)を使うことにより、塗装面の内側から確りと焼く事が出来ます。
流石イタリー製!?性能とデザインも立派ですが、価格も立派!3年前で140万程しました(ーー;) 頭痛の種はランプ一本10万円!!、、、切れないでと祈る日々です(ーー;) ![]() |
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流石にルーフ等は一度に焼き付けることは出来ないので、順番に切れ目無く焼付作業します。一箇所辺り一順目「弱」で15分「強」で20分。二順目「弱」で20分「強」で25分とじっくりと時間を掛けて作業します。因みに下の画像は弱です(表面温度45度前後)
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下の画像は「強」で焼き付けている所です。「強」で表面温度は70〜80度になるようセッティングします
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一気にぶっ飛びましたが乾燥後、ヒコヒコ♪磨き上げ、でもって組み上げて完成しました!!
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・・・長い旅の果てに、美しい姿に。 完
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